なんだか愛媛FCの選手を適当にシャッフルして4-4-2のフォーメーションに当てはめたら出来上がり〜みたいな、ソニー仙台戦はそんな布陣でしたね。
先発メンバーを見た時に、ああこれは4-4-2の布陣なのかなと、それに対して選手を当てはめていくことは出来たけど、果して今こうすべきなのかどうか?(関根選手の出来が良い悪いとかそういう問題ではなくて)
これが選手に対して先入観を持たない望月監督の目で観て決めた現時点でのベストメンバーなのかもしれないけど、正直大いに疑問に感じました。
理由としては、今の時点でシステムと同時にメンバーも変更するのはあまりにもリスクが大きすぎるということ。もしもこれで負けた場合、その理由が明確にならない(修正点が多くなりすぎる)というのがまずひとつ、それに加え選手の中に監督に対しての不信感のようなものが芽生えてしまわないのだろうか(とそれも心配)。
選手にとって今回の戦い方は望月監督のいうチェンジ&トライだったのか?
今回の負けで得られたものは一体何だったのか?果してそれはあったのか?
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と、ここまではネガティブ思考での書き込み。
これからの4試合、勝てれば一気に形勢もひっくり返るわけだけど。ここでひとつ「愛媛FCの奇跡」について書いておきたいと思う。(なんか偉そうな物言いでゴメン)
南宇和に石橋監督が赴任して「このチームを10年以内に全国大会で優勝させる」と言ったとき
その後、石橋監督が「この愛媛にJリーグのチームを作る」と立ち上がったとき、殆どの人が「愛媛にサッカー?、馬鹿じゃないの?」という状況で。実際、最初の頃の愛媛FCの練習には(周囲にも選手にも?)理解が得られず、4〜5人しか集まれない日もあったと、大西さんから聞いたことがある。
そのチームが、今こうしてJリーグに上がろうとして(あと一歩なのにと)苦闘してる。最初の頃から考えたら今のこの状況こそが奇跡!!そんな愛媛FCが今ここにある。
奇跡を信じる(待つ)ことは誰にでも出来る。だけども奇跡を起すのは容易じゃない。
選手も含め、自分たちのやるべきことは、いま現在行われている愛媛FCという奇跡を完成させること。
流れに竿差す(笑)オレはこの奇跡に参加する。もう目の前に起きているのだから、これに乗る。